25歳に近づいて焦る若さへの意識
7/26の日記
漫画作りは本当に地味な作業だなと感じた日でした。僕は本当は漫画を夜の空き時間にコツコツと描いて1ヶ月に1冊単行本を作るペースで作れたらいいなと思ってるのですが、絵を描く作業が思いの外時間がかかってしまうのと、1日2ページ分しか進まないのとで、1日がこの漫画作りのみに消えていると考えると時間対効果悪いなと思ってしまいます。
漫画を作り始めて感じますが、漫画で生きていくと決め漫画家になった方たちは、本当に漫画を描くだけで1年、10年と時間が過ぎていっているのではないのかと思ってしまいます。
絵を描く技術力やお話を作るスキルは高められるのですが、思い出が何も残らないという恐ろしさがあります。絵を今日2枚描いたはずなのですが、なんせ1人で部屋にこもって書いてるので、何も記憶に残らないのです。
絵を描くこと自体は嫌いじゃないのですが、漫画を描くだけで生きてる人や絵を描くだけで生きてる人は人生本当に楽しいのかな?って思ったりしました。おそらく、ものづくりという行為自体が自分の命の時間と引き換えに作品を作ることなので、音楽にしろ、漫画にしろ1人でものを作ることはあまり楽しい思い出は残らないのかなと思いました。その分の作品が自分が死んでからも生き続けてくれる、価値を人々に与え続けてくれる良さがあるのですが、ものづくりだけで残り5年の20代を終えたくないと最近強く思ったりしています。
とは言っても、なぜか漫画を作りたくなるし、いつしか曲や映画、お店など色んなものを作りたいと思ってしまうのです。全くもって寿命が足りません。
Youtube撮ったり、旅をしたり、漫画描いたり、好きなことをやっていても、やはり人間1人だけでは幸せにはなれないのだなと感じています。かと言って誰でもかんでも友達といたら幸せかと言ったらそれも僕にとっては幸せではないのです。
僕の場合、何か好きなことや大きな目的があって、その同じ目的を持つ尊敬できる仲間、良い影響を与え合える仲間がいてこそ幸せになれるなと思っ憧れてています。これまでの経験上
しかし、僕には一人で考えたり、能力を磨く時間も大切です。なので、深いテーマになってきましたが、僕にとって幸せとは何かを考えると、一人の考えたり、能力磨く時間、尊敬できる仲間と一緒に目的に向かって何かする時間、様々な好きなことを飽きないように回していくなど、それぞれのパーツが1つに揃うことが1番幸せな状態だなと思いました。
好きな人、尊敬できる人ととの人間関係がもっとも僕を幸せにする要素として高いのですが、好きな人といるだけだと、何か周りの人や同い年の人たちに置いていかれる、差をつけられると思ってしまい、やはり幸せすぎる時間が故に、その分差をつけられてしまう怖さがあるので、今の幸せより将来の幸せを優先してしまいます。
自分の自由に好きなことやれる、尊敬できる仲間、大好きな人、しっかりお金が稼げること、これらの要素を全て満たした環境が僕に取っては今の段階の自分が思い描く1番の幸せな形かなと考えてます。
しかし、自分のフェーズによってもそれぞれの優先順位や幸せに感じることが変わるので、節目節目に自分にとってさらに幸せになれることを見つけて追い求め続ける必要があるのかなと思ったりもしています。
宮崎駿さんの映画君たちはどう生きるかを観てから、残り5年の二度と戻ってこない20代の命の時間を何に使うか、どう生きるのか、真剣に考えるべき良いタイミングだなと思ってここ最近はずっと1人で考えてます(笑)
僕は人生の節目節目に必ず観る1本の映画があるんです。その映画は「耳をすませば」なんです。僕が今漫画を描いているのも多分に影響受けていて、夢を追う聖司くんと雫の姿がカッコよくて中学2年生の頃観てからずっと心に残っていて、憧れて時々今でも雫になりきって真似したりしてしまいます(笑)
図書館で本を山積みにしたり、猫を追ったり、部屋で夜に机で本を読んだり、
そして、今僕はもうすぐ25歳です。
もう若いとは言えない年齢になってきました。
残り5年、肌の若さ、体力の若さ、を何に1番時間を使うべきか、何をすべきか自分なりの答えを考え出さなければいけないなと思っている日々です。
やはり、宮崎駿さんの映画は人の人生を変えてしまう力があります。それこそが命と引き換えに映画を作る勝ちなのかも知れません。
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